インコミの最前線で、
「Webのプロ」として
頼られるよろこび。
川奈部 裕基
HIROKI KAWANABE
ウェブディレクター
中途入社
取材:小木 信
インコミの最前線で、
「Webのプロ」として
頼られるよろこび。
川奈部 裕基
HIROKI KAWANABE
ウェブディレクター
中途入社
取材:小木 信
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「つくる楽しさ」を追い求めて
「つくる楽しさ」を追い求めて
学生のときはサークルでフリーペーパーをつくっていて、記事を書いたり、渉外として広告をとってきたりしていました。楽しかったですよ。もともと、みんなで力を合わせて何かをつくるのが好きなので。就職活動をしているときも、どこかそういう要素を含む仕事を探していたように思います。自分なりに考えた末、選んだのはシステムエンジニアの道。PCを触るのは嫌いじゃなかったし、社会に役立つサービスの開発にチームで関われるのは悪くないんじゃないかと思ったんです。
実際それはその通りだったんですが、入社した企業で扱っていたシステムが、私にとってはあまりにも巨大すぎたんですよね。プロジェクト全体の中で一個人が携われる領域は、どうしても限られたものになってしまう。完成したとき、かけがえのないメンバーの一人として貢献できたという実感を持てるような仕事をしてみたいという思いが、少しずつ大きくなっていきました。SHCの求人に出会ったのは、ちょうどその頃のこと。それまでとはまったく異なる制作会社というフィールドに飛び込むことで、学生時代のような「つくる楽しさ」を感じながら働けるのではないか。そんな思いに背中を押されて応募を決めたんです。 -
社内報の会社にWebディレクター?
社内報の会社に
Webディレクター?正直、社内報をつくっている会社でなぜWebディレクターを募集しているのか不思議に思っていたのですが、入社してみてその理由が分かりました。社内報の ―― というより、SHCが扱っているインターナルコミュニケーションの世界で、Web媒体の占めるウェイトがすごく大きくなってきていたんです。私に課せられたミッションは、Web社内報をはじめとした各種ツールでお客様企業の課題を解決すべく、システム面を含めた企画を立て、それを実現すること。プロジェクトのスタートからゴール、その後の運用フェーズにまでに携わり、エンドユーザーの反応まで目にすることができるので、刺激も充実感も圧倒的に大きなものになりました。
すさまじいスピードで進化を続けるWebツールを使いこなすには知識をアップデートし続けていくことが必須ですが、それ以上に重要なのはコミュニケーションの力。あらゆるフェーズで社内外のさまざまな人と協力して課題をクリアしていく場面が出てきますし、それを楽しめる人に向いている仕事だと感じます。ライターおよびデザイナーといったクリエイターや、顧客対応のプロであるAEとチームを組み、その中で「Webの専門家」として頼られているのは本当に大きなやりがいですね。 -
新時代のツールが秘める可能性
新時代のツールが秘める可能性
私が入社して以降もWeb関連の業務は増加を続け、Webディレクターも増員を図ってきました。昨今はリモートワークの促進とともに紙媒体からの切り替えを検討するお客様も多く、おかげさまで忙しい日々を送っています。こうした変化が、当社のビジネスモデルに与える影響は少なくないでしょう。ただ、私が言うのも変かもしれませんが、本当に大切なのは「どんなツールを使うか」ではなく、「何を伝えるか」、そして「そのためにどんなコミュニケーションを行うか」。前例や固定観念にとらわれず、まっすぐにそれを考え続けてきたことが、SHCの強みだと思うんです。冊子、ポスター、イベント、グッズ。柔軟にツールを選びながら顧客の要望に寄り添い続けてきて、そこにWebという選択肢が加わった。今はそんな状況なんじゃないかと。
ただ、担当者として言っておきたいのは、このWebというツールはちょっとすごいぞということ。音声や動画も使えますし、リアルイベントのハブにもなる。VRなどの発展途上の技術とも相性がよく、新しいチャレンジに適しているんですよね。私も業務スキルを磨くだけでなく、さまざまな方向にアンテナを張り、Webを活用したコミュニケーションの可能性をもっともっと模索していきたいと思っています。